看護師は体温の生成と放熱について生理学的な原理を理解し、まわりの空気の温湿度や流れを変えることによって、また患者に活動を減らすあるいはふやす、食物の摂取の仕方を変える、着衣や寝具を加減する、などの助言をすることによって、そのいずれの過程をも促進できねばならない。加えて看護師は、場合に応じたパックその他の温熱刺激貼用を、体温の上昇あるいは低下と関連づけて指示ならびに実施できねばならない。長時間外気にさらされる場合、いくつかの障害が考えられる。看護師としては、太陽光線から目と皮膚を保護する方法、寒冷から身体末端部を保護する方法について心得ておくべきである。日光浴療法はその量にとくに注意した指示が医師から出されるとはいえ、看護師は好ましくない反応に気を配っていなければならない。「気候が人間をつくる」などの表題は、ある人々が気質や体格は気候に左右されると信じていることを明白に語っている。おそらく彼らの考えは正しいと言えるであろう。たとえば伝染病は,高温が細菌や害虫の繁殖を促すようなところに流行しやすい。そうした病気およびそれらに感染することに対する恐怖感は、ある地理的条件の領域に住む人々の生活の質に直接影響する。公衆衛生の観点からすれば、害虫の駆除、水の汚染防止、食物汚染防止が保健プログラムの最優先事項であろう。この本は第一義的には看護師が個人に対して行うケアをとりあげてはいるか、そこには地域社会において多くの人々を動かす一般的な方法も含まれているはずである。
[DODA看護師転職情報]
看護師求人のDODAナース
http://nurse.doda.jp/