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講義を聞くときは鉛筆を持たない

塾の講義を聞くときにいちばん気をつけなければならないことは、いうまでもなく先生の話を注意深く聞くことです。そのとき鉛筆を持って、先生の話や黒板の内容を一生懸命書き写そうとしている人はいませんか。きっとまじめに授業を受けている人に、そうやっている人が多いのではないでしょうか。はたしてこのような授業の受け方、つまり鉛筆を持って講義の内容を写しながら授業を聞くのは、効率のよい勉強のやり方でしょうか。結論からいえば、このような授業の受け方は、上手な勉強方法ではありません。なぜなのでしょう?よく考えてみてください。人の話を聞きながら、または黒板に書いてあることを写しながら、先生の話していることを耳から入れてその内容を考えることができるでしょうか。残念ながらほとんどの小・中学生はそのようなことはできないのです。まじめに勉強はやっているのだが、どうもいま一つ成績が向上しないという人の中には、このような授業の受け方をしていると思います。授業中先生の講義を聞くときは、鉛筆を持たないことが鉄則です。鉛筆は持たないで、先生の講義を集中して聞けば、頭の中でその内容をよく理解することができます。黒板に書かれた大切な事項は、先生の話が一段落したときを見計らって、すばやくノートに書き写してください。たいていの先生は板書されたものをノートに書き写す時間は与えてくれるはずですから、そのときに写してもよいでしょう。板書されたものをノートに書き写しながら講義を聞くというのは、写していることに気をとられ、講義の内容をほとんど聞かないことと等しいのです。板書されたものはあとで写してもいいのですから、先生が説明しているときは、先生の目や黒板を見て、その途中の過程がどうなっていくかをよく考えながら講義を受けるようにしてください。そうすれば、集中して人の話を聞いて考える習慣がついて、必ず成績向上につながるはずです。

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